京都大学大学院農学研究科附属牧場は、京都大学農学部から北西約37kmの京丹波町に位置し、総面積約16.5haの敷地内に、牧草生産のための草地10.5haと、牛舎、堆肥舎、農機具舎等の肉用牛生産施設、および32名収容可能な研修宿泊施設を備えています。黒毛和種の繁殖牛、育成牛、肥育牛を合わせて約100頭飼養し、肉用牛の一貫生産を行うとともに、農学研究科や他研究機関と連携して肉用牛生産に関する基礎的、応用的研究を行っています。また、夏季に農学部の2回生と4回生を対象とした実習を行い、家畜の飼養管理に関する体験学習を実施しています。